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PMSと自律神経失調症の違い。症状のあらわれ方で見分ける方法 | crana クレーナ

PMSと自律神経失調症の違い。症状のあらわれ方で見分ける方法

PMS(月経前症候群)と自律神経失調症。この二つの病気は患者本人も診察をする医師にとっても、類似点が多い病気です。

それもそのはず、PMSと自律神経失調症の間には、深い関係が存在するのです。

よく男性よりも女性の方が自律神経失調症になりやすいと言われているのは、このPMSに発症するメカニズムと、自律神経が深く関わっているせいでもあるのです。

そこで今回は、PMSと自律神経失調症の違いや見分け方について紹介したいと思います。自分の症状がどちらなのか迷った時、情報源の一つとしてください。

PMSと自律神経失調症の症状の違い

精神的にも肉体的にも、お互いに症状がどちらにもあらわれる病気です。そのため判断がつけにくいのですが、実はその症状があらわれる傾向にこそ、違いが潜んでいます。

下記にリストとしてあげていますので、あなたの症状がどちらか考えてみてください。

自律神経失調症の症状があらわれる傾向
  • 症状が朝に重く、夕方になるにつれて軽くなっていく
  • 夏場など熱い時期に症状が悪くなりやすい
  • 毎日同じように生活していても、症状が変わりやすい
  • 一日の間に、症状がコロコロ変わりやすい

最近は特に、自律神経の乱れやすい若い女性に多い症状です。更年期の女性にも多く、コロコロ変わっていく症状に本人も周囲の人々も翻弄されることが多いものです。

PMS(月経前症候群)の症状があらわれる傾向
  • 生理の10日前~3日前に症状が出てくる
  • 実際に生理が始まると症状が軽くなるか、治まる
  • 一日の間に、症状がコロコロ変わらない
  • 生理期間が終了すると、症状がすっと消えていく

特に10代~20代前では肉体的な症状が強く出てくる傾向があり、30代になると精神的な症状が強く出てくる傾向にあります。また腹部や乳房の張りなど、生理期間中だけの症状が強く出ることも多いのです。

極端な話をしてしまえば、生理期間が終わっても症状が全く改善しない場合は、自律神経失調症。逆に、生理期間が終わって症状がすっきり治ってしまうのならば、それはPMSです。

どちらも発症して相互悪循環に陥ってる場合は、生理期間中の症状が最も重くなり、それを過ぎた後はいつもと変わらない悩ましい症状に戻るという傾向があります。

お互いに悪循環してる!PMSと自律神経失調症の関係

先述したようにPMSと自律神経失調症は、身体に引き起こる症状が似通っているため、医師の診断でも誤診される場合があります。もちろん治療を経由しても状況に変化がない場合は再診察となり、そこで本当の病気が発覚することもあります。

このように診察が困難な理由は、自律神経失調症とPMSの原因となる器官のせいです。

そもそも自律神経とは、「大脳にある視床下部」で交感神経と副交感神経を身体の状態によって、相互に切り替えることにより、私たちの無意識の中でコントロールしている神経の総称です。

この二つの神経がバランスよく、各々の役割をこなしていることから、心身の機能を健康的に維持することができるのです。

そしてこの自律神経は、実はホルモンの分泌にも関係しています。さらにそれらホルモンの中でも、女性ホルモンの調節は「大脳にある視床下部」で行われています。

つまり、自律神経を司る器官と、女性ホルモンを司る器官は、同じ「大脳にある視床下部」なのです。そして自律神経であれ、女性ホルモンであれ、そのバランスが乱れる最大の原因とされているのか不規則な生活と過度なストレスです。

その結果として、不規則な生活や過度なストレスなどで自律神経が乱れると、同時に女性ホルモンの調節にも影響を与えてしまい、生理の時に必要なホルモンのバランスが乱れることに繋がってしまいます。この逆もまたしかりです。

以上のことから、PMSを発症しているならば自律神経失調症を、自律神経失調症を発症しているならばPMSを、潜在的にも所有している可能性が高くなります。

また、潜在的にではなく実際に表に症状があらわれることで、相互に悪循環を引き起こしている事例も報告されています。

身体にあらわれる症状が重ければ重いほどに、双方の発症による悪循環の可能性がありますので、双方の治療を行うために病院へ行くことをおすすめします。

PMSに間違えやすい病気もあるので注意!

蛇足ですが、PMSと間違われやすい別の病気も存在します。その結果として、自分の症状の原因となっている病気候補が広がりをみせてしまうことがありますので、自己判断の材料として知っていて損はありません。

もちろんPMSと間違われやすい病気ということは、同じく間違われやすい自律神経失調症とも間違われやすいということです。

きっとPMSだし病院に行かなくても自力で何とかなると思っている女性の中で、少しでも違うかもしれないと思ったならば、思い切って医師に相談してみてくださいね。

PMDD月経前不快気分障害

精神状態が悪くなり、絶望感がひどく襲ってくる病気です。また同時にイライラと腹立たしい感情を制御できず、外に向かって暴力として現れてしまうこともある症状が特徴的です。

さらに、うつ状態が強くなっていく場合もあります。

酷い時は限定的なうつ病のような状態になったり、元々うつ病を患っている人は生理前になると憂鬱感がいつもよりもひどくなってしまうことがあります。ここまで症状が進行すると、産婦人科では対処できず、精神科に回されることがあります。

慢性疲労症候群

現代医学では原因不明と言われている、酷いほどのだるさを感じ、最悪の場合は寝たきりになってしまう症状です。

動きたくない、怠い、疲れたなどは、PMSに通じる症状です。ただ、PMSは生理期間が実際に起こると症状が治まっていく傾向にあります。また、自律神経失調症の精神症状とも似ていますが、こちらは時間が経過すると症状が軽くなっていく傾向にあります。

慢性疲労症候群の場合は、生理が来たとしても回復することはありませんし、夕方になると症状が軽くなることもありません。

バセドウ病

イライラや、心拍数が増加していく頻脈、どんどん身体が痩せていく、頭痛がするなどの症状が引き起こります。一見するとPMSに似ていますが、生理に関係なく引き起こる症状です。

また、PMSや自律神経失調症とは異なり、性格が激変してしまうことがあります。

気分の変動が多くなり、怒りから暴力的になってしまうこともあります。また、独特の感覚が患者を襲ってくるため、症状を第三者に伝えることが困難である場合があります。

PMSの改善や予防には、まず自律神経失調症の治療を

PMS(月経前症候群)と自律神経失調症は、お互いに症状が似通っているだけではなく、お互いがお互いの病気を発症するきっかけになってしまう場合があります。

特にPMSは、女性ホルモンに強く影響を受けて発症しその症状も多岐に渡ります。そして症状ごとに治療方法が変わることがあるため、治療が難航することもあります。

そのため、まずはホルモン分泌も司ってくれる、自律神経の乱れを正すべく、自律神経失調症の医療から取り掛かりましょう。自律神経失調症は、不規則な生活や過度のストレスからくることが多い症状であり、PMSと異なり期間限定ではありません。

毎日の不快感を解消するためにも、生活に支障を出さないためにも、まずは自律神経失調症の治療を優先してください。

そのため、規則正しい生活を行い、過度のストレスを払拭できるストレス解消法や発散方法を行い、ストレスの減少に努めましょう。女性ホルモンにとっても規則正しい生活や、ストレスの減少は非常に効果的なので、一石二鳥も狙えます。

お互いがお互いの引き金になりそうならば、そのどちらかを安定させるように頑張りましょう。千里の道も一歩から。まずは自律神経失調症を治すことで、PMSの症状軽減を目指しましょう!

そして自律神経が安定したならば、今度はPMSの症状改善に着手してください。

PMSの治療自体は、産婦人科で処方されるピルや、効能のある漢方薬を毎日使うことでじっくりと体質改善をすることもできますので、腰を据えてPMS治療に乗り出してもいいでしょう。

また自律神経失調症の治療が完了し、自律神経が正しく機能しているならば、PMSの症状を軽減してくれるようにホルモンの分泌などでホルモンのバランスを支えてくれる、縁の下の力持ちになってくれるでしょう。

PMSと自律神経失調症を同時に発症して悪循環にしないためにも、自律神経を安定させたり、女性ホルモンのバランスを保つような、日々の努力を怠らないでくださいね。

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