生理を思いのまま早める、予定からずらす具体的な方法

楽しみにしている旅行や、とても大切にしているイベント。予め予定していた日程が近づくにつれて、女性の心配の種になってしまうのが生理周期です。

特にがっちり生理周期の予定と日程が被っている、または生理周期の時期がずれてきそうだと思えば思う程、不安の種になってしまいますよね。

そんな時に考えることのひとつ、「生理の時期を思いのままにずらすことができるのか」ということ。

今回は生理周期を思いのままにずらすことができるのか、特に早めることができるのかについてお話しします。

生理を思いのままにずらすことは・・・可能です!

まず結論から言えば、生理を思いのままにずらすことは可能です。

とはいっても、魔法の様にパパッと自由自在にずらせるわけでもありません。あなた自身の生理周期を、女性ホルモン剤であるピルの力によってずらせるだけです。

このピルを服用するタイミングと服用期間により、生理をずらすことができます。では、実際に生理をずらすために必要なものと情報は何でしょうか?下記にリストアップしてみました。

生理をずらすために必要なもの・情報
  • 産婦人科に処方してもらったピル
  • 自分の生理予定日
  • 生理を回避したい日

ここで準備に手間取るのは、ピルの存在だと思います。しかし、産婦人科に生理をずらしたいからとピルを処方してもらうのは、ごくごく一般的な理由です。実際に、それを目的にピルを処方してもらっている女性も数多くいます。

また、何日分だけ生理をずらしたい、この日だけは回避したいと相談すれば、産婦人科の医師がずらすために最適な日程を、丁寧に指導して教えてくれます。

私たち素人が立てる生理をずらす予定よりも確実性は増すので、もし初めて生理をずらそうと考えている人がいるならば、まず産婦人科の医師にずらすコツを教わってもいいかもしれませんね。

生理不順でも早めることができる!でも早めに産婦人科に相談して

ちなみに生理をずらす上では、生理不順であることは関係ありません。ただし、排卵日や生理開始日の予測が立てにくいので、少々調整に手間取ってしまうことはあります。

生理不順の女性は、順調に生理が来る人よりも、早め早めに産婦人科に相談してください。もし、回避したい日に余裕があれば、数か月の調整が必要になることもあるかもしれないからです。

生理を遅らせるよりも早める方がメリットがある

注意点としては、生理をずらすことは可能といえども、実は稀に失敗してしまうことがあることです。失敗が少ないのは、一般的に生理を早める方法ですので、もしこだわりがないならば生理を早めることを考えてみてください。

また、生理をずらす上で早める方を選択した場合、たとえ失敗したとしても、まだ日程に予定があれば生理をずらす方法で二回目のチャンスを得られることになります。

このように生理の時期を早めるほうが、遅らせるよりもメリットがいっぱいあるのです。

生理の時期を早める、遅らせるための具体的な方法

生理を早める方法は、実は生理不順の女性にも有効的な方法です。その理由は、服用する時期にあります。生理期間をずらすために、生理を早める場合のピルを飲み始めるタイミングは、「実際に生理がきてから五日目」です。

服用したその日から、十日から二週間ほどピルを飲み続けます。その後、ピルの服用を止めることで、そこから二日から五日後に生理が実際に引き起こります。もしこの場合に、生理がおとずれない場合は早めるのに失敗したことになります

この服用タイミングならば、例え生理不順だったとしても、実際に生理が来た日から数えて五日目にピルを服用すればいいだけですので、生理不順であっても問題はありません。

生理の時期を遅らせたい場合

生理を遅らせる方法は、早める方法とは異なり生理不順の女性には向きません。生理を遅らせる場合にピルを飲むタイミングは、「生理の開始予定日(1日目)より一週間前」だからです。

そして生理を遅らせたい日まで、ピルをずっと飲み続けてください。飲み終わると、二日から三日後に生理がくることになります。

遅らせたい場合は、早める場合よりもデメリットが多くなります。その中の一つが、生理を遅らせたい理由の当日も、ピルを服用し続けなければならないという点です。

ピルは人によっては副作用が強く出る薬なので、せっかく生理をずらしたい日に副作用で苦しんで七転八倒するのは、本末転倒になってしまいます。

また生理不順の人にとっては、ただえさえ予測しづらい生理の開始予定日を何とか絞り出してピルを飲まなければならず、手間がかかります。それならば、生理中に服用を始めることになる、生理を早める方法をとった方がいいでしょう。

元々ピル服用者は、必ず産婦人科の医師に相談しよう

常日頃からピルを飲み続けている女性は、1シートを基準として薬を飲み続けていたり、服用休みを設けています。つまり、常に生理周期をピルの力で管理している状態なのです。

このような状態の場合は、生理をずらすならば必ずかかりつけの医師に相談し、ピルの服用方法について相談してください。場合によっては錠剤を残す方法を選択することもありますので、医師の指示に必ず従ってくださいね。

生理をずらした後は、次の生理に注意しましょう

当然のことですが、生理をずらしたということは、次の生理に影響するということです。早めるにしろ遅くするにしろ、生理周期を弄ったことに変わりはありません。

例えば、次の生理が通常より多少は遅れたり早くなることがあります。これは生理をずらしたことの影響ですので、病気ではありませんので安心してください。

また、生理をずらした分、以前よりも生理周期がずれたまま固定されることもあります。次の生理予定日には、十分に注意しておきましょう。

生理をずらす時は、その後のことまできっちりと考えた上で、実際に行うか考えてください。もちろんピルの費用もですが、特に自分の身体について考えて、実践するか選んでください。くれぐれも無茶は駄目ですよ!

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