生理不順でも妊娠したい!あなたが知っておくべき妊娠への影響


生理は基本的に規則正しく周期的に訪れる、女性特有のものです。しかし様々な要因から、規則正しく生理がこない生理不順(月経不順)という症状が出てくることもあります。

将来的な妊娠を考えている場合は、妊娠するのに最適なタイミングを知るためにも、生理は周期的に訪れてほしいものです。生理不順であることは、それだけ妊娠にしくくなるというリスクが発生します。

では、生理不順でも妊娠は可能なのでしょうか?または、生理不順という妊娠のサインが分かりにくい症状の中で、妊娠したといち早く察知することはできるのでしょうか?

生理不順で不安なあなたに是非読んでいただきたいテーマです。

生理不順でも妊娠できます。重要なのは排卵の有無

生理に関連する悩みは多種多様に存在します。症状の数やあらわれ方、そして症状の重さなど、女性が悩ましいと思うことは多々存在します。大なり小なり、女性であれば生理に悩むことは一度はあるでしょう。

その中でも、生理不順に悩んでいる女性は数多く存在します。生理が始まる十代前半の頃は、生理周期が安定するまで生理に翻弄され、嫌悪感を感じている女性も多くいたはずです。

この不安定な生理不順は、年齢を重ねるごとに安定し、生理周期が固定されていきます。しかし、中には生活習慣やストレスとなる悩み、持病による干渉などにより生理不順のままの女性も数多くいます。

結婚を考え、将来的には出産することを考えると、生理不順であることは女性が抱える不安が具体的な形になります。その時に多くの女性が考えるのが、生理不順の自分が妊娠することができるかどうかということです。

結論を言えば、生理不順の女性でも妊娠することは可能です。

生理不順であることと、子供を授かることが難しいことはイコールでは結ばれません。生理不順とは、生理の周期が安定しないだけであり、生理という現象は問題なく訪れているからです。

ただし、生理不順の原因が身体的なものである場合はその限りではありません。生理周期が短すぎる無排卵の状態であったり、生理周期が長すぎる卵胞の成長が遅いなど、妊娠するための大元に何らかの異常があれば、不妊のきっかけになってしまいます。

つまり、生理不順であっても排卵があれば妊娠が可能なのです。排卵が順調な生理不順であれば、妊娠のタイミングを計るのは難しいかもしれませんが、妊娠には何の影響もありません。

自分が排卵をしているかどうかを確認するには、基礎体温を測ったり、おりものの状態を調べる方法があります。しかし一番確実な方法は、病院で直接調べてもらう方法でしょう。

妊娠を真剣に考えていて、少しでも早く子供を授かりたいと思っているならば、排卵チェックを病院で頼んでみましょう。

妊娠のサインを見逃さないために、自分に注目しよう

生理周期が安定していないことで、生理周期から妊娠のサインを測れない生理不順の女性の場合は、生理という基本的な妊娠サインを使うことが出来ません。

ならば、他の方法から自分に妊娠が起こったことを察知できるようにしましょう。大切なのは、自分のいつも通りを知ることであり、そのいつも通りから離れていく自分に気づけるかということです。

ここでは、代表的な妊娠のサインを紹介します。参考にしてみてください。

味覚・嗅覚の変化

女性の身体は、妊娠の状態になると味覚や嗅覚が変わります。物語の中ですっぱいものをやたらと食べているシーンなどがよくありますが、あのように普段あまり食べなかったものが食べたくなることが妊娠中に起こるのです。

それまで好きではなかったものを食べ続けたり、好きだったはずの食べ物に嫌悪を抱いたりすることがあります。味覚と嗅覚が変化し、食べ物の趣向が著しく短期間に変わった時は、妊娠の兆候かもしれません。

今自分が食べたいもの、食べているもの。食事の時に、いつもの自分らしくないと少しでも疑問を抱いたならば、妊娠の検査薬で調査してみるのもいいかもしれません。

吐き気

妊娠の兆候として代表的な体調不良が、吐き気です。妊娠初期の吐き気とは、つまりの一つに数えられるものです。実は生理不順の女性の中には、この吐き気から妊娠に気づいたという女性も数多いのです。

妊娠には吐き気を伴う悪阻がつきもの。そういうイメージが強くあるためか、ピンっと察することができるようです。

何かを食べることさえ困難な程の吐き気が来るならば、いち早く病院に診察に行ってみてください。吐き気はつらいものですから、いち早く原因を突き止めることはストレスの現象にもつながるからです。

頻尿

妊娠すると、女性の体内にある子宮に胎児が入り、成長していきます。その結果、膀胱を圧迫してトイレが近くなることが多々あります。

ただし、寒暖の差や緊張など外部刺激によってトイレが近くなることもあります。前よりトイレが近くなったから妊娠したとは限りません。冷静に自分の体調を見つめ、他にも妊娠サインがないか探ってみてから判断しましょう。

生理期間中の不快な症状が持続し続ける

妊娠すると、生理期間中に訪れる頭痛や腹痛、胸の張りやイライラなどが生理期間を超えて長期間続くことがあります。生理が終わっても、生理期間中に感じる独特の症状が持続し続けている場合は、妊娠の兆候である可能性が出てきます。

また、生理前の月経前症候群などの症状があらわれて、もうすぐ生理が来ると思ったのに来ることがなく症状だけが持続している場合も同様です。

これら代表的な四つの妊娠サインだけではなく、他にも様々な妊娠サインが存在します。少しでも疑惑がある時は、妊娠検査薬を使ってみてもいいでしょう。

生理周期にとらわれずに、妊娠サインを探りましょう

生理周期が安定しており、規則正しく生理がおとずれる女性は、生理の予定日がずれることで妊娠の疑惑に思い至ることは多いでしょう。

しかし、生理不順の場合は生理周期は目安にできません。生理の予定日から早まることも、遅れることもあるからです。

今回紹介した生理周期に囚われない妊娠サインを見逃すことなく、自分自身にじっと注目してみてください。

自分の趣向が何の前触れもなく変わったり、心当たりのない体調不良があるならば、一つ一つ可能性を潰せば、妊娠の可能性が見えてくるはずです。

そして不安があるならば、自分一人で溜めこむことなく、周囲の人や医師に相談しましょう。生理不順はただでさえストレスの影響を受けやすい症状です。

あまり自分を追い込むことなく、生理不順と向かいながら、妊娠というあなたが望む未来をつかみ取るために行動してみてくださいね。

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