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若年性更年期障害の症状。20代でもあらわれるイライラ、ほてりの対処法 | crana クレーナ

若年性更年期障害の症状。20代でもあらわれるイライラ、ほてりの対処法

「最近、イライラしやすくて…」
「手足が冷えて、夜も眠れないの」
「頭痛が酷くて、仕事も手につかない」

など、友人に相談された場合、あなたならどんなアドバイスをしますか?「冷え性じゃないの?」「風邪薬を飲んでみたら?」など、助言する方が多いのではないでしょうか。

しかし、これらの症状は、ある病気であった場合、風邪薬を飲んでも身体を温めでも解消することはありません。それどころか、そのまま放っておくと、月経が止まってしまったり、不妊症の原因となってしまったりするのです。

今回は、これらの症状が出る「若年性更年期障害」について、ご紹介します。

あなたは大丈夫?若年性更年期障害セルフチェック

あなたは、以下の症状がいくつ当てはまりますか?これらの症状がたくさん当てはまるほど、若年性更年期障害である可能性が高くなります。

  1. 月経不順(規則正しく月経がこない状態)が続いている
  2. 手足が冷えやすくなった
  3. 以前と比較すると汗をかきやすい
  4. 顔がよく熱くなる
  5. 頭痛が続く
  6. めまいを感じることが多くなった
  7. 耳鳴りがよく起こる
  8. 疲れを感じやすくなった
  9. ささいなことでイライラしやすくなった
  10. よく眠れなくなった
  11. 気分が落ち込みやすくなった
  12. 肩こりや腰痛をよく感じる

他人事じゃない!10代でも若年性更年期障害になる可能性がある

更年期障害とは、50代以降で閉経した女性がなる病気です。

女性は10代頃からホルモンの影響によりも排卵が始まり、妊娠することが可能になってきます。

しかし、50代以降になってくると、このホルモンが減少してきて排卵することが少なくなってきます。そして女性は妊娠することがなくなり、閉経するのです。

この閉経の過程で起こるホルモンバランスの変化により、

  • 身体のほてり
  • イライラ
  • 頭痛

などの心や身体の症状が表れてきます。

この更年期障害は、50代以降の女性の閉経により起こる症状です。しかし、なかには20代や30代でもホルモンバランスの影響で同様な症状が表れることがあります。これを若年性更年期障害と呼ぶのです。

この若年性更年期障害は、月経がある女性であれば、誰でもなり得る可能性があります。そのため、10代の若い女性でもこの若年性更年期障害になってしまう可能性は十分にあるのです。

若年性更年期障害の症状は日常生活にこんな影響を与える

30代で若年性更年期障害の症状が出始めたAさん。顔のほてりが酷く、急に顔に汗が出てくるので、ハンカチが手放せない状態です。

この火照りの症状は、場所や時間に関係なく起こるので、仕事での打ち合わせ中や会議中に恥ずかしい思いをすることも。そのため、常にハンカチが手放せない状態でした。

また、火照りと共に身体のだるさも続いたので、仕事を休みたいと感じることが多くなりましたが、身体のだるさと火照りだけでは、なかなか仕事を休むわけにはいかず、辛い日々を過ごしました。

20代後半で、月経周期が定まらず、イライラと頭痛に悩んでいたBさん。仕事はしていませんが、毎日の子育てで忙しく、その影響でイライラしたり頭痛の症状が出ていると思っていました。

そんな症状が続いていましたが、特に気にすることなく日常生活をおくっていましたが、子どもの夏休みに旅行や海へ行く計画を立てようと思っても、月経周期が定まらず困ったため婦人科を受診しました。

月経周期のことと共に、頭痛やイライラのことを医師に伝えると「若年性更年期障害」の可能性を指摘されました。

若年性更年期障害は更年期障害と異なり、あまりメジャーな病気ではありません。

そのため更年期障害のような症状があっても、周りからはなかなか理解を得られることは少ないようです。

また、自分自身も若年性更年期障害の症状で困っていても医療機関へ足を向けることは少ないため、これらの症状が長く続いたり、酷くなるまで放っておかれることも少なくありません。

若年性更年期障害になってしまう3つの原因

若年性更年期障害は、ホルモンバランスの乱れが原因で起こります。では、ホルモンバランスはどんなことで乱れてしまうのでしょうか?

その原因は主に次の3つにあります。

ストレスによるホルモンバランスの乱れ

人間はストレスを感じると、脳は興奮状態となりストレスに対抗しようとします。これが、脳のホルモンを分泌させる部分にも影響してしまうのです。

ストレスによる脳の興奮状態とは、本来、敵が身近に迫ってきたり、危険な環境下に晒された場合に、その状況から反撃したり逃げたりするために起こる、人間の防衛本能なのです。

そのため、強いストレス状態に置かれていると、女性は身体を守るため生殖機能を低下させて、その分のエネルギーをストレスから防衛するためのエネルギーの足しにしようとするのです。

この人間本来の機能が、ホルモンバランスを乱してしまう原因となっているのです。

ダイエットもホルモンバランスを乱す

適度な運動や栄養バランスのとれた食事で、無理の無いダイエットをする場合は問題ありませんが、過度な食事制限などでダイエットを行うと、ホルモンバランスは乱れてしまいます。

脳がホルモンを作るためにも、栄養が必要です。しかし、無理な食事制限で栄養が足りていないと、脳で正常にホルモンが作られなくなるため、ホルモンバランスは乱れてしまいます。

特に脳は、ブドウ糖を必要とするのですが、このブドウ糖は炭水化物から作られます。

女性がダイエットする時に、多くの人がご飯やパンなどの主食を抜く傾向が強いため、ブドウ糖不足になってしまい、脳のエネルギー不足を招きやすいのです。

睡眠不足もホルモンバランスが乱れる原因に

睡眠中、人は様々なホルモンを出します。そのなかには、もちろん月経に関わるホルモンも分泌されているのです。

そのため、睡眠不足になるとホルモンの分泌量が減少してしまうので、ホルモンバランスは乱れてしまいます。

また、睡眠不足は身体の回復にも関わってくるので、上手く身体が回復していない状態で勉強や仕事をすると、ストレスが溜まる原因にもなります。これも、ホルモンバランスの乱れに繋がってしまいます。

若年性更年期障害を放っておくと不妊症や早期閉経の危険性も

若年性更年期障害であることを放っておくと、不妊や早期閉経になってしまう危険性もあります。また、若年性更年期障害だと思っていた症状は、実は他の病気であることもあるのです。

若年性更年期障害から不妊になってしまうメカニズム

若年性更年期障害は、ホルモンバランスの乱れが原因です。このホルモンバランスが乱れてしまうと、月経周期が乱れてしまいます。月経周期が乱れているということは、正常に卵巣が働いていないということです。

卵巣が正常に働いていないと、妊娠をしにくかったり、逆に予期せず妊娠してしまう可能性があります。

月経周期が整っていると、排卵の時期が分かりやすいという利点があります。赤ちゃんが欲しいと考えている方は、排卵時期が分かった方が妊娠する可能性が高いのです。

また、若年性更年期障害の症状として性欲が減退してしまうということも、不妊の原因として挙げられています。

若年性更年期障害では、睡眠が十分にとれないため、夜はしっかり寝たいと考えたり、イライラしてしまうためパートナーに当たってしまったりすることも関係しているでしょう。

また、ホルモンバランスが乱れ、エストロゲンが減少すると性交痛の症状が出たりします。そのため、パートナーとの性交の回数が減少したりするのも、不妊の原因になってしまうこともあるのです。

若年性更年期障害であると妊娠しにくいかと言われると、そうでもありません。月経周期が整っておらずいつ排卵しているか予測が出来ないため、まだ赤ちゃんについて考えていない時期に、予期せず妊娠してしまうという可能性が高まります。

月経周期は女性の身体的にも将来の計画のためにも、整っていた方が良いですね。

若年性更年期障害になると早期閉経してしまうの?

早期閉経とは、50代以下の年齢で排卵が行われない状態になり、月経が止まってしまうことを言います。

早期閉経と若年性更年期障害は、密接に関係しています。これは、どちらもホルモンの分泌が関わっているためです。この2つの症状には、以下のような関係が表れることがあります。

  • 早期閉経が起こる前に、若年性更年期障害の症状が出る場合
  • 若年性更年期障害の症状が出た後、早期閉経が起こる

これは、どちらもホルモンバランスに関係しているためです。早期閉経となってしまった場合は、排卵が起こらない状態なので、妊娠することは無くなります。

しかし、若年性更年期障害の症状が表れたからといって、必ず早期閉経するということではありません。1年以上月経が無い状態(無排卵の状態)で、何も対処しなかったりすると、早期閉経する可能性が高くなるのです。

若年性更年期障害と似た症状の病気もある

若年性更年期障害は、以下の病気と症状が似ています。

自律神経失調症
全身の器官をコントロールする自律神経が乱れてしまい、様々な症状が出る病気です。
うつ病
心の風邪とも言われる病気で、ストレスなどが原因で脳内の物質が上手く出ないことで、身体の不調が表れたり、気分的に優れない状態が続く病気です。
PMS(月経前症候群)
月経が起こる2週間前程度から表れる症状を言います。月経の際に分泌される女性ホルモンが影響していると言われています。

自己判断で、若年性更年期障害だと思っていると、他の病気の可能性もあります。身体の不調は、医療機関を受診しましょう。

若年性更年期障害の治療法。心配なら婦人科を受診しよう

若年性更年期障害が疑われる場合には、早目に婦人科を受診しましょう。婦人科では問診や血液検査によるホルモンの検査を行います。

ホルモン検査では、女性ホルモンの量を調べます。これを調べると、閉経が近い状態なのかどうか分かります。ホルモン量が正常にも関わらず、更年期障害のような症状が出ている場合には、若年性更年期障害である可能性が高くなるのです。

もちろん、ホルモン検査のみでは判断出来ない場合には、超音波検査や細胞検査など行い、他の病気の可能性が無いか調べていきます。

若年性更年期障害の治療法

若年性更年期障害の治療ですが、ホルモン治療や漢方、生活習慣の改善、ストレスの軽減など行われます。

ホルモン治療では、乱れたホルモンバランスを整えるため薬などによって行われる治療です。生活習慣の改善やストレスの軽減などで症状が改善される場合、医療機関によってはカウンセリングも取り入れて治療を行うこともあるそうです。

若年性更年期障害は、原因が様々なため治療法も一つでは無いのです。

女性の身体はデリケート!不調を感じたらメンテナンスを

女性の身体は、デリケートで生活環境の変化やストレスなどで、ホルモンバランスが崩れやすくなっています。

それは、月経に伴いホルモンバランスが微妙なバランスで変化するためです。

また、それだけでなく、出産や育児などで身体や生活スタイルまでも、大きく変化させざるを得ないことも影響しています。環境の変化に順応しやすいよう、柔軟にできている女性の身体は、逆に言うと変化に影響を受けやすいのです。

そんなデリケートな女性の身体だからこそ、不調を感じたら適度な休息をとったり、医療機関を早めに受診したりして、身体を労わってあげてくださいね。

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