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生理痛がひどい時、病院はいつのタイミングで行くべき? | crana クレーナ

生理痛がひどい時、病院はいつのタイミングで行くべき?

頭が痛いお腹が痛いなど、生理痛というものは一種の体調不良です。その痛みを「いつものことだ」と考えていても、毎月いつも通りであるとは限りません。

年々症状が重くなっていく人、前の月より酷い痛みがある人、不順が続きそろそろ病院へ行くべきか不安に思う人。女性の数だけ生理の悩みはあり、個人の意思により行動も異なります。

ここでは、生理痛で病院にいつ行くべきか悩む人に向けて、簡単な目安を紹介します。あくまで目安であり、最終的に判断するのは自分自身です。後悔しない人生にするためにも、未来で宿るかもしれない胎児のためにも、自分を見つめ直すきっかけにしてくださいね。

多くの病院に婦人科と産婦人科のどちらかがありますが、ここでは「産婦人科」で統一します。

まず、産婦人科に行く勇気が必要なのは、皆一緒です

生理には個人差があるように、生理の痛みにも個人差があります。生理期間中に痛みがなく出血の感覚だけして終わる人から、頭痛が継続する人、脱力感がある人や腹痛に襲われる人など。あまりにも重度の場合では激痛で気を失ってしまう人もいます。

しかしこれらの痛みに襲われるのが毎月である場合、女性の多くが「生理痛だから仕方がない」で終わらせて、我慢してしまうケースが多いのです。その診察に行かない女性の多くが、今まさに貴方が抱いている思いを同じように持っているのです。

妊娠していないのに、産婦人科に行くことに抵抗がありませんか?自分が産婦人科に行くことを、地元の人に目撃されることが怖くないですか?たかが生理痛で、産婦人科に行くことに抵抗を感じませんか?

このような「産婦人科に行くことへの抵抗感」は、日本で生きる女性の多くが共通して持っている感情です。そして生理痛の相談をするために受診する患者さんが、産婦人科への抵抗感を持っていることを医師や看護師は知っています。

何をしたらいいのか分からないから行きたくない。そういう思いを持っている人もいるでしょう。ですが感情のままに産婦人科を避け続けた結果、もしかしたら貴方に不幸が圧し掛かるかもしれません。

病院の産婦人科へ行くことは、自分が思うよりも他人が考えるよりも、気力と勇気が必要です。ここでの紹介で「行きたくない」から「行かねばならない」という気持ちに変えるきっかけを作れたらと思います。

一番いいのは、「なんだ大丈夫だから行かなくていいや」と思えることですけどね。

生理痛がひどい!?実は病気の可能性もある?

生理痛が酷いのはいつものことだと思っていても、実は生理痛に病気が隠れていることがあります。よくあるケースとして、毎月来る生理の重さがどんどん酷く強くなっていくことがあります。

例えば数か月前まで生理中でも立って歩けていたのに、今月はもう寝込むことしかできない。このように重症化してしまった時は、病気である可能性があります。

強い生理痛が起こる病気、子宮内膜症

酷い生理通を引き起こす病気候補として、真っ先に上がることが多いのが「子宮内膜症」です。子宮内膜症とは、本来ならば子宮内腔にしか存在しないはずの組織が、子宮以外の存在できないはずの場所に作られる病気です。

ようするに生理の出血材料が、子宮以外の所で出来てしまっているわけです。すると何が起こるのかというと、生理現象がその場所で起こります。つまり組織の解離・出血が引き起こるわけです。

これの何が一番怖いのかというと、出す場所がないことです。子宮にできれば、生理現象として普通に解離した組織は出血と共に外に出て行きます。これをナプキンで受け止めて、毎月女性は処理をするのです。

しかし例えば卵巣に子宮内膜症が出来てしまった場合、組織を解離・出血させたところで出口がありません、卵巣にあるのは子宮へ卵子を排卵する経路です。解離した組織や血を吐き出すことができないのです。

そのため剥がれ落ちた組織と血液が、卵巣の中に溜まっていきます。やがて卵巣が膨張して大きく膨らみ、生理痛を重症化させたり、最悪の場合は卵巣を破裂させることになります。これが「子宮内膜症」です。

もちろん卵巣だけではありません。他にも直腸・膀胱・腹壁・へそなど、骨盤内部の他臓器ならば組織ができてしまう可能性があります。この臓器の中で最も女性の後々にまで影響を与えるのは、卵巣にできてしまう症状でしょう。

ちなみに子宮内膜症は、妊娠したことのない女性に多いことが知られています。他にも、生理痛がひどくなっていく女性特有の病気は存在するので、注意が必要です。

病院に行くべきか?目安となるチェックリスト!

では、自分の生理痛が恐ろしい病気の前兆なのか?それとも単なる体調不良なのか?病院へいつ行くべきなのか違うのか?

これらの不安は、生理痛に苦しむ女性の多くが毎月のように考えてしまう「もしも」の考えです。この考えがストレスとなり、ストレスにも左右されやすい生理痛を、さらに悪化させる事態になりかねません。

そこで、どのような状況で病院に行くべきなのか?目安となるべきチェックリストを紹介します。一つでも思い当たることがあれば、病院へ行くことを考えてくださいね。

  • いつも通りの生活ができず、日常生活に支障がある
  • 一日から二日ほど、仕事や家事を休むほど辛く苦しい
  • 飲んでいる鎮痛剤の効き目が悪い。または効かなくなった
  • 鎮痛剤がいつもよりも必要なほど痛い
  • 生理期間中は、一日も欠かさないほどに鎮痛剤が必須であり、飲まないと動けない
  • 月日が経過するごとに、前月より生理痛の痛みが増し続ける
  • いつも通りに比べて、全体的に出血が多くなった
  • レバーのような、血の塊が出ることがある
  • 生理開始から、一番重い二日目が経過しても症状が軽くならない
  • 生理の期間が十日以上続いてしまうことが多い
  • 生理の期間が二日など短期間で終わってしまった
  • 排便時・排尿時に腹部が凄く痛い
  • 不正出血がある
  • 生理不順である。または、心当たりがないのに生理が数か月訪れていない

以上の症状に心当たりがあるならば、病院へ行くことも視野に入れてください。病気が原因であったり、ストレスが原因であったりと、酷い生理痛を引き起こす原因は様々です。その原因を特定するだけでも精神的ストレスは軽くなります。

「いつも通り」をボーダーラインにする

上記にてつらつらと書かれたチェックリストを、面倒だと感じる人もいるでしょう。その人に合っている生理周期や状態にも、個人差があります。他の人と違っていても自分はこれで正常だ、と感じる人がいても間違いではありません。

ですから病院へ行くタイミングを考えた時に、まずは「ここ数カ月の生理はいつも通りなのか?」を目安としてください。

生理は周期的に引き起こります。「今月は変だけれども、来月まで様子を見よう」という人も多いのです。このように少しでも不安に思ったならば、その時の生理で襲ってきた症状や出血の状態をメモして記録しておきましょう。

来月に生理になった時に、そのメモを見て目安にしてください。少しでも先月と異なる点があり、それがチェックリストの項目にある異常ならば、病院へ行くことに遠慮はいりません。メモを引っ掴んで受診に行きましょう。

病院へ行くのは、いつでもいい!!

生理痛が酷いからと症状で病院に行くと決めた場合、次によく迷うのが「生理中に行く」か「生理後に行く」のかというタイミングです。これは明確な回答がありません。貴方を診察する医師の方針に左右されることが多いからです。

しかし時期に迷ったならばシンプルに考えてください。生理痛で苦しみ「酷く痛くて辛い。誰か助けて」と貴方が思ったその時が、診察に行くタイミングです。

例えそれが生理中でも、助けを求めて病院に駆け込む人もいます。あまりの痛さに動けず、生理が終わった後にふらりと病院へ行く人もいます。大事なのは、生理中であれ生理後であれ、辛いなら病院へ行くことです。

酷い風邪をひいた人が内科へ受診しに行くように、酷い生理痛であれば産婦人科に受診する。風邪の人が訪れたことを怒る医師はいません。それは産婦人科でも同じです。女性の身体に対する専門家は、生理というデリケートな話題で訪れた女性を、咎めたりしません。

生理中に訪れたならば、産婦人科の医師はその期間でもできる検査をします。そして診察の結果といて、生理中にできない検査は、生理後に改めて検査をするために呼ばれることもあります。

結論として言えば病院へ行くか行かないか。そのタイミングを決めるのは、当人である貴方の決断なのです。

でも病院に行く前に、日常を見直そう!

ここまでの紹介で、「よし生理痛が酷いから病院へ行こう!」と決意を固めてくれた人もいるかもしれません。ですがその前に、少しだけ横槍を入れさせてください。

実は、生理痛が酷くなる原因には生活習慣が密接に関わっていることがあります。そしてこれら日常的な生活習慣によっては、副作用の危険性が強くなることから、産婦人科で薬を処方してもらえないことがあります。

  • 不規則な生活
  • 食生活が偏っており栄養不足
  • 無理なダイエット
  • 重度の肥満
  • 喫煙をしている
  • 常日頃からひどい運動不足
  • ひどくストレスが溜まっている

生理痛が酷いからと病院へ行き、異常なしと診察されることもあります。それはとても幸運なことです。なんせ、手術も入院も必要がないと判断されたと言うことなのですから。

ですがそうなると、生理痛が酷い原因は生活習慣にあると考える医師もいます。毎日規則正しい生活を行い、運動不足を快勝し、生活習慣のリズムを整えた結果として生理痛が和らいだというケースもあるのです。

病院へ行く前に、一度は自分の生活習慣を見直してみるのもいいのではないでしょうか?

そして見直した結果として病院へ行くことを決意したならば、もう迷うことはありません。生理痛に苦しみ唸る生活から解放されるために、専門家の人に助けを求めましょう。

酷い生理痛は、治療すれば治すことができるのです。女性にとって長く付き合うことになる生理は、なるべく痛みと無縁にお付き合いしたいものですからね!

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